激動の2020年が過ぎ、開けて2021年。まだまだ世は試練の日々を迎えておりますが、光明は見えてきております。自転車の良いところは適切な距離を保ちつつ遊べるアウトドア・スポーツであること。周囲の状況と相談しつつではありますが、そう! 新しいジャージに身を包み、お出かけする自転車体験が必要なのです! (ババーン)
だいぶご無沙汰してしまったKett a Machine,のアパレル部活動ですが、久々のご案内がこちら「ギョニソジャージ2」となります。「え、ギョニソ?? なになに!?」というお話が出てしまいますよね。追ってご説明させていただきます。
これが何者かご存知の方は「例のやつの新作です」でご説明はおしまいです。どうですかこの躍動感! 海沿いを走ってみたくなりますよね!! (わくわく)
UPDATE! 2020-02-28 イラスト・デザインを担当されたアザミユウコ先生のコメントを掲載
UPDATE! 2020-02-26 ビブ布サンプルに関するTweetを掲載
UPDATE! 2020-02-17 布サンプルを掲載
UPDATE! 2020-02-12 おうちで簡単エスニック料理(むらさめ御殿出張所)の取り扱いを開始! (本ページ最下部に追記)
UPDATE! 2020-02-04 初出掲載
UPDATE! 2020-01-24 笛先生のコメントを追記
UPDATE! 2020-01-17 布サンプルに関する表記(第2回目)を本記事の最下部に追記
UPDATE! 2020-01-14 布サンプルに関する表記(第1回目)を本記事の最下部に追記
2019/12/02追記 ─ 初回予約限りの特典「新規描き下ろしイラスト缶バッジ」に関する情報を追加(本ページ下部参照)
2019/11/29追記 ─ ドド氏(@tkskmag)からのコメンタリーは本ページ下部参照
2019/11/28追記 ─ おから先生(@okara13)インタビュー&新規描き下ろしイラストは本ページ下部参照
「Do You Remember Me?」なーんてご挨拶が違和感ないくらい時間が過ぎ去ってしまったKett a Machine,のアパレル部活動ですが、この度久々の新作が登場です!! その名も「いえにかえりたい(Let's stay at HOME) サイクルジャージ」。
様々なデザインのサイクルジャージで賑わう昨今ではありますが、本サイクルジャージ制作のきっかけはとあるコミケで頒布されたTシャツでした。
今年は周囲も含めてブルベに対する熱量が高い一年のようです。年初からお友達たちが様々なBRMに参加しており、そうした熱心な動きに半ば絆されるように、ここしばらく300,400kmあたりのBRMに数度エントリーしては走ったり、苦しんだり、悶たり。コンビニグルメを行く先々のPCで楽しんだりしておりました。
そんな事を繰り返しているうちに、徐々に「そろそろまた600kmも狙えるようになるのではないか」なんて考えが頭をちらついて「いやー、SRなんてたまたま走れたらついてくるもんで」なんて格好つけた風味の事をのたまいつつも数年ぶりに意識しちゃったり。そんな2017年なのでした。
ここ数年一層の盛り上がりを見せる「シクロクロス」。不整地コースをガンガンと踏みしめ、順位を競い合う競技は年々一層の盛り上がりをみせています。一般にシクロクロスのハイシーズンは冬季ですが、近頃では季節を問わずイベントが開催されるようになってきました。
こうしたシクロクロスカルチャーの普及に多大な貢献をしているイベントの一つが「バイクロア」。都心近郊、荒川を走るサイクリストにとっては馴染みの深い秋ヶ瀬公園で開催されたのがはじまりで、その特徴はひとことで言えば「自由」。
難しいことは一切なし、とにかく「荒れ地を自転車で走る事に興味さえあれば」誰でも寄っといで。というオープンマインドで運営されているのがバイクロアの特徴です。
観戦しやすい場所だから「ちょっと観に行こうか」が成り立ちます。自由な雰囲気で走るライダーを見て「ちょっとやってみたいな」と思う。デビューしやすい競技クラス設定に「よし走ってみよう」→気が付けばシクロクロッサーに。
かく言うおいたんもそうでして、ええ、周囲の自転車友達の間でもこのパターンに嵌る方の多いこと……ふと気が付けば、CX大好きっ子が沢山増えてしまいました──「みんなバイクロアのせいだ」
ここ最近2、3週間に一度のペースで300km,400kmクラスのブルベに出ているせいか、少し心に余裕が出てきました。いつも宅内での事前準備は実はわりと嫁さんにアレコレ面倒見てもらったりいるのですが(お恥ずかしながら、どこの世間に嫁さんにGarmin Traning Centerでのウェイポイント(転換点)入力をお願いしているランドヌールがいるだろうか)するのですが、今回は「大丈夫、今回は一人で一式準備できるから」(キリッ)といった具合、「一人でできるもん」──おっと果たしてちゃんと事前準備は出来るのでしょうか。
自転車イベントの参加レポートを書くために本ブログを使っていたりするわけですが、その前に大事な言葉の定義を一つ。その言葉とは──「ヲタク」「ヲタ」。受け取られ方を間違えてしまうと今回のレポートがつまらないものになってしまうので、事前にちゃんと意図する背景をお伝えしておこうと思うわけです。
何を隠そうこの文をしたためている自ら(おいたん)も日常朝から晩までどっぷりとアニメ、ゲーム、キャラクターに囲まれた生活をしております。人気の国民的アイドルユニットの名前くらいは聞いたことはあるものの、どんな特徴のグループで、どんなアイドルがいてなどまるで分かっておらない生活をしております──これで大丈夫なのだろうか、ええ、全然平気ですとも。あ、声優さんとかキャストの皆さん、制作陣、クリエイター様の人物像というところには激しく興味がありますですよ!
そんな極端な暮らし方をしておりますので「月9のドラマがどう」(というよりも最近は月9の話なんてするのだろうか)と言われてもさっぱりです。そうでした「ヲタク」という言葉の定義について。これの「外側」にいらっしゃる方が「ヲタ」なんていい方をするとちょっと穿ったニュアンスを持つかもしれませんが、このような属性を持つおいたん自身が「ヲタ」という言葉を使う場合は「自らも含め」つつ、「極めて親愛的な表現」で使っていますよーという前置きなのでした。(もっと短くまとめなさいよ)。
今回お誘いを受けまして、AJ北海道が主催するFlecheに参加することが出来ました。Flecheは過去に一度、ブルベを初めて間もない頃にオダックス近畿が開催する京都がナイスプレスとなっているものに参加したことがあるのですが、あの頃はいろいろ心身技術経験足りないものが多過ぎて「なんとかギリギリ走りきった」といったものだったのですが、あれから数年。その後の我が身に蓄積された経験値はいかほどのものか、そのへんを試してみたくもあり「是非とも参加したいです!」とお誘いにほいほいと乗ってみたのでした。(お誘いいただいたアーツさん、チームメンバーの皆様、ありがとうございます。)
さて唐突に「Fleche」だの「AJ北海道」「オダックス近畿」「ナイスプレイス」といった用語が飛び出しておりますが、このブログを読まれる方の半数はこうした言葉を理解していると思いますのでそのへんの説明は割愛させていただきつつ「ちょっと意味がわからないよー」といった方で簡単ではありますが補足させていただきます。
Flecheはブルベと違って開催時期が決まっています。かつては決まっていなかったり、決まっていたり、いろいろ動きがあるそうですが、故事に習ったイベントだそうであり、最近ではこれに基づいてイースターの時期に行われるのだそうです。「イースター」と言われてもピンとこない方が多いと思いますが「春分の日から最初に満月を迎えて、次の日曜日」だそうです。ちなみに2017年のイースターは「4月16日」でした。
Flecheの開催時期は「だいたいイースターあたり」といった感じ、時期的には春の訪れを感じることが出来る良い季節。タイミングが良ければゴールデンウィークに合わせて走ることもできますので、なかなか良いタイミングの催しとも言えます。
毎年春と秋に開催されることが恒例になりつつある「キャラクターサイクルウェアミーティング」と題された自転車イベント「GSR CUP」に参加してきました。
こちらの「GSR CUP」が通常のサイクルレースイベントと何が違うかと申しますと「キャラクターに関する何かを身に纏う」ことが出走条件なのです。自転車も好きだけど、キャラクターも好き。そんな方が何故かしら多い自転車界隈、そんな紳士淑女な皆様の趣味の共通項が重なり合うなら楽しくなるのは必然。
「キャラクターに関する何かを身に纏う」なのですが、キャラがプリントされたサイクルジャージはもとより、Tシャツでもよいですし、いっそ深いキャラ愛への表現を示すべくまるっとコスプレしてもOK。
華やか色とりどりのキャラクターを身に着けたライダーが青空の下、サーキットをぐるぐる走って競い合い、ステージではアニソンDJの方がキュンキュンする楽曲を矢継ぎ早に繰り出し、そしてブースには自転車関連のアイテムがズラリ。BBQコーナーではお肉を焼く人々。そんな心温まる「キャラ好き自転車乗り」さんが一同に介するまるでファンミーティングあるかのようなイベント、それが“GSR CUP”(ババーン)。(謎)
先日のBRM326大洗・銚子300で今シーズンのスタートを切ったはよいものの道中で膝が崩壊。激痛をお薬で抑えつつ辛くもゴールと波乱含みのスタートを切ったおいたん的2017年のブルベシーズン。あっという間に次走BRM415奥久慈400が迫ってきたのでした。
「とにかく膝を使わないこと」と心に決め、自転車にまたがらず、階段の昇り降りもそろりそろりと過ごした3週間。お陰でだいぶ関節周りの違和感も消えて「イケるんじゃないか」と思い始めたのが出走4日ほど前。ベストでは無いコンディションで完走するための戦略を立てました。
「とにかく装備を軽くしよう、軽さは正義!!」──なお、ここには自身の軽量化は含まれておりません。だってご飯が美味しい季節。仕方がない。
ライト周りを一考。愛すべきキャットアイ製 VOLT1200は頼もしいヤツですが、いかんせん重い。これを外してVOLT400と300のコンビで向かうことに。100g前後は軽くなったかな?
お陰様でご好評いただいております「Reverie: 蛍光ベスト」、お客様のお手元にも到着されているようで着用時のお写真などいただいておりますのでちょっとご紹介など──
カッコイイですね〜! 写真左の方の着用サイズがS、右の方の着用サイズがMとなります。着用時のサイズ寸法などはこちらをご覧下さい。ピタッとした着用感を求める方もいらっしゃいますし、重ね着した際の余地を残して少しゆったり目をご希望の方もいらっしゃいますのでなかなか一概に難しい部分はありますが、それぞれ皆様のニーズを元にサイズチャートと合わせてご検討いただけますと幸いです。
荒川サイクリストの人気スポット「Cafe Via」さんにて展示中の一枚
ブルベに参加したり、ナイトライドを楽しむようになってくると、蛍光ベストが気になってきます。ベルクロでさっと留められる胸背部を覆うもの。しっかりとした布地で覆われたフルサイズのベストのもの。こうしたものを見たり、実際に使ってみたりしているうちに徐々に「これらとはちょっと違う、こういうものが欲しいな」という気持ちが芽生えてきたのでした。
オールシーズン着用可能(着用による温度差異を少なく)、着脱しやすい、着回しがよい、荷物の積載能力がある、そしてカワイイ(とても重要)。そんなコンセプトでイメージスケッチを始めたのは2015年初頭の頃でした。これを実際に形ある衣服としてまとめるにはなかなか難しい要件が重なっており、こうして皆様の前にお披露目できるようになるまで随分と時間がかかってしまいました。
オールシーズン着用可能で、着脱しやすい。という所については、オールメッシュのベストとして、前面をジッパーにすればいよいと思いました。ベスト形状にキッチリまとめることで着回しもよくなりそうです。ジッパーはグローブをしていても掴みやすい大きさ、強度のあるものを。折角なので上下開閉できるようにダブルジッパーで。
ブルベや夜間走行時に使う蛍光ベスト、どんなものをお使いですか? 腰上部分を覆うベルクロ止めするものですか? それとも全身を覆うタイプのものでしょうか。この度Kett a Machine,では新たな発想で取り組んだ蛍光ベストを作りましたのでこちらをご案内したいと思います。
コンセプトは普段使いにもイケて、着脱が容易、荷物が沢山背負える、そしてカワイイ(とても重要)こと。思いつくのは簡単ですが、それをフルスクラッチで実現するのにはなかなか難しいことが多く、こうして形にするまで1年ほどの時間を要しました。
さてさてこの蛍光ベストがどんな感じで作られ、仕上がっているのかをお話させていただけますと幸いです。
持ち運びしやすく、丈夫で荷物が運びやすいサコッシュが欲しい。背中ポケットにシュッと畳んでいれて、旅先でパッと広げて地元の名物をいろいろと買って帰りたい、そしてもちろんカワイイ絵柄のイラストが必要(とても重要) ── そんな思いつきで始めたサコッシュがついに完成しました!!
そんなサコッシュのために絵柄を描き下ろしていただいたのはイラストレーターの「まるよ」さん 。「妹」をテーマにどんなシーンを描写したら自転車のお出かけが楽しくなるか、それはもう、制作サイドも、まるよさんも熱を入れて検討し、そしてたどり着いたのがこちらの絵柄になります。
テーマは「自転車が大好きなお兄ちゃん」と「そんなお兄ちゃんが大好きな妹」。 妹のえりかちゃんは、颯爽と自転車で出かけるお兄ちゃんにこう言うのです。「おにいちゃん!! 今日も自転車でかけるの!?」でも、そんなえりかちゃんは自転車に打ち込むお兄ちゃんの事が大好きなのです。そして「今日も楽しいサイクリングだったぞー。ほら、えりか、お土産。(ぽん)」……きっと、自分のためにステキな何かを買ってきてくれるに違いないと思い描いています。
峠道を超えて辿り着いた、老舗の酒蔵で四合瓶のお酒を買い求めたり、道の駅の物産コーナーで見つけた大ぶりのカボチャだって余裕で入っちゃう大きめサイズのサコッシュ、実例を挙げますと自転車用ヘルメットを2つ入れてもまだまだ余裕な感じです。あ……えりかちゃんが日本酒とかカボチャを好きという感じでは、ないのかも? ……カボチャはあり!?(汗)
とある土曜日の朝、カーテンを開けると窓の向こうには一面の青空。
えりかは思いました。「この週末、お兄ちゃんと何をして遊ぼうかしら──」
ショッピングモールのシネコンで話題の映画を観て、お気に入りのブランドショップをいくつか回って、そしてジェラートを買ってもらうの。一口、二口くらいならお兄ちゃんに分けてもいいかな……
あぁ、こんなに空は澄み渡っているのに、ドウシテドウシテ
ドーナツサコッシュですが、お陰様で発売よりもうすぐ1年を迎えようとしておりますが変わらずご好評いただいております。「質感がよい」「キャラクター感のバランスが良く普段使いにもGOOD」などのお声を多くいいただいており、嬉しい限りです。
これもひとえに素敵にデザインを起こしていただいたアザミユウコ先生の手腕によるものなのですが、こちらのアザミ先生、最近は各所で本を出されたり、連載を持たれていたり八面六臂のご活躍ぶりです。「酩酊ガール(デンシバーズ)」や「みかはな週末とりっぷ(ComicWalker)」といったネット書籍媒体でも作品をお読みいただけますので気になる方は是非ともー。
さて、本題。このドーナツサコッシュなのですが、「これが欲しいと」と自ら作ったものですがら、それはもう大事に使っていたのですが、シルバーウィークの自転車旅の帰り道、あの「牛肉」の本場「松坂」で輪行支度の折にうっかりとチェーンラインにサコッシュを触れさせてしまい、汚れがついてしまいました。
そう、自転車好きな方ならば誰もが一度は悩みに入る沼。「衣類についたチェーン汚れをどうするか」。可愛いドーナツサコッシュを救うべく、いろいろと先人の知恵も多くでているこのテーマに取り組んでみることにしました。
改めてサコッシュの汚れを確認すると、結構な範囲にチェーン汚れをつけてしまっています。さて、これをいかにして落とすべきか。作戦は立案済みで各種アイテムも入手済み。今回取り組んだ方法について順を追ってご案内していきますね!
どんどんどーなつ! お陰様でご好評いただいております「ドーナツジャージ」ですが、皆様からのご要望にお応えして「カラーバリエーション」を追加させていただきます!!
ご要望の多かった下記サイズに対応するカラーバリエーションが追加されます。
・Sサイズ ─ チェレステグリーン
・Mサイズ ─ ピンク
・Lサイズ ─ ピンク
従来のサイズ別カラーバリエーションと合わせて全種並べますと下記の通りとなります。
・Sサイズ ー ピンク (従来品)
・Sサイズ ー チェレステグリーン (新規)
・Mサイズ ー ピンク (新規)
・Mサイズ ー チェレステグリーン (従来品)
・Lサイズ ー イエロー (従来品)
・Lサイズ ー ピンク (新規)
・XLサイズ ー イエロー (従来品)
なお、今回分は「受注生産」となっており、納期は7月末〜8月上旬(入ってすぐくらい?)を予定しております。
従来品の「Mサイズ(チェレステグリーン)」につきましても今回追加分を受付させていただきます。
ちょっと試しにアームカバーを作ってみました。3種類のデザイン。KETT A GIRLちゃん、ドーナツ柄、そして泥まみれの自転車。生地には抱きまくらカバーや水着に使われる「2WAYトリコット」。とても肌触りが良いのと、インク乗りが良いのでこのようなキャラクタープリントにとても向いています。3つめの「THE泥」な自転車柄は試しに実写(実車?)素材で出力してみましたが、結構いい感じです。
4月19日(日曜日) 秋葉原で開催される自転車&飲食オンリーイベント「やっちゃばフェス」への出展が決まりました! 当日はこれまで準備を進めてきました作品を展示、販売させていただきたいと思います! サコッシュ、ジャージ、バンダナ……そして今回初出しの「サイクルキャップ」もありますよー!!
写真のデザイン細部は試作中のものにつき若干異なります
ご無沙汰しております。長い長い冬が過ぎ、ようやく春がやってきました! シーズン到来に備えまして冬の間に準備しておりました新商品のお知らせなどさせていただきたいと思います!
第二回目からの続きです。「ドーナツが買いに行きたくなるようなサコッシュ像」について考えてきた結果、だいぶイメージが固まってきましたので、いよいよ仕様として決めていく課程となりました。「薄手の生地」でもなく「鞄状」でもなく「サコッシュとして使いやすく」かつ「日常のシーンにも違和感無いもの」。布地感がしっかりとある、ニュートラルかつファニーなユーティリティ。これを実際に目に見える形の情報として落としこんでいきます。さてさてどのような形になるのでしょうか!?
「こんな感じが良さそうかな?」と思い浮かんだ要素を箇条書きで書き出していきます。
仕様概要
・ドーナツ柄のサコッシュ
・自然素材の生地を用いた使い勝手の良いもの
・自転車シーンにも、普段使いにも
・表面:白地もしくは無漂白の生地(白に近いもの)にスミ一色刷り
・裏面:黒地もしくは黒にちかい生地でホワイト一色刷り
・サコッシュ内部:ドーナツ収納用ポケット(生地は裏面と同じ。裏面側に縫い付け)
寸法等
・本体サイズ = W37cm×H27.5cm
・肩紐 = 長さ 100cm / 幅3cm
生地
・生地(候補1):コットン 4オンスシーチング(コットン100%,薄手平織り)
・生地(候補2):コットン 6オンスツイル(コットン100%,薄手平織り)
・生地(候補3):キャンバス 12オンス(コットン100%)
仕様としてのポイントは表と裏で生地色が異なるところになります。コストを考えると1種類の生地で制作した方がもちろん安いのですがアザミユウコさんのデザインコンセプトは表面が白地、裏地が黒地というもの。これを活かすには生地色そのものを白ベースのもの、黒ベースのもの2種類用意するのがよさそうです。
寸法は「普段使い」「自転車シーン」両方での便利さを求めた結果の数値として落とし込みました。肩紐100cmは女性には少し長いかもしれませんが、ゆったりと腰のあたりまで下がった使い勝手を求めるにはこのくらいあった方が良さそうです。長すぎる文には結んでいただけるので「短くて不便」という要素を避けるようにしました。肩紐の幅が狭すぎるとこれまた使い勝手が悪いのでゆったりと3cmの幅を設けることにしました。
生地はコットン、キャンバスの風合いを活かしたものが理想に近いと思い、上に挙げたような候補を考えました。このような生地となると「実際どのくらいの厚みと、織りのものを選ぶか」という部分が悩ましいです。薄すぎては質感が伴わず、厚すぎるとぼてっと重くなってしまいユーティリティとしての便利さを損ないます。「ちょうど良い加減」の生地選びがなんとも悩ましいです。
とはいえだいぶ「仕様っぽい」イメージが固まってきました。実際に作るとなるともう少し考える要素がありそうです。そのあたりについてはまた次回ご紹介させていただきますねっ。
第一回目からの続きです。ドーナツを買いに行くためのサコッシュ。どのようなものが良いのでしょうか? 例えば本場のレースシーンで使われる薄手のものか。スポーツシーンと共にあるバッグとしての可能性を考えると高機能素材のものが良さそうに思えます。描かれたイメージ画を前に「どんなのがいいですかねー」「いいかなぁ」──イラストレーターのアザミユウコさんと一緒に「理想とするサコッシュの姿」を思い浮かべるのでした。
「サコッシュ(Sacoche)」という言葉の意味をフランス語辞書で引くと「かばん」「袋」とあります。自転車シーンにおける「サコッシュ」とはレース中における補給食が詰まった布製の肩掛け袋です。最近では「ミュゼット(Musette)」と呼ばれるかばんもありますが、国内での「サコッシュ」「ミュゼット」という言葉の使い分けの基準はより布地袋的なものが前者であり、それよりもしっかりとした鞄状のものが後者であるようです。
それでは、ドーナツを買いに行くためのサコッシュとはどのようなものが良いのでしょうか。辿り着いた答え「自転車シーンにも使えて」「普段使いにもいける」ものであって欲しいというものでした。「あ、ドーナツ食べたいな……」と思い浮かぶのは自転車に乗っている限りでは無いですし、折角のカワイイ絵柄のサコッシュ、普段からお供にしておきたいですよね!
そして可能であれば「ドーナツを運ぶための何か専用機能があるといいな」ということでした。「ドーナツの大きさにジャストフィットする内ポケットはどうでしょう?」「いいですね!」「どうせなら2つ分サイズで!!」「1つ分じゃお腹が空いちゃうかもですよね(笑)」
よって、求めるものとしては「薄手の生地」でもなく「鞄状」でもなく「サコッシュとして使いやすく」かつ「日常のシーンにも違和感無いもの」ではないのか。という結論に辿りついたのでした。布地感がしっかりとある、ニュートラルかつファニーなユーティリティ。具体像が定まってきました。
「目標とするレースイベントに向けて脚力を鍛えたい」「電車から見えた山並みの向こう側に見える景色を見てみたい」自転車に乗る人、それぞれの理由、目的があったりしますよね。そんな様々なシチュエーションがある中でも組合せとしてよくあるのが「せっかく自転車で走ったのだから美味しい何かを食べたい」というのがあったりします。
自転車を走らせる原動力は搭乗者の漕ぐ力。推進力となるペダルパワーの源泉たるガソリンは「食べ物」です。頑張って辿り着いた先で「旨いものを!!」となるのは至極当然。パンが食べたいですか? ジェラートが食べたいですか? ──それともドーナツ!?
都心から100km程走った先の田舎の街並み。さぁお昼は何を食べにいこうかな?
激動の2020年が過ぎ、開けて2021年。まだまだ世は試練の日々を迎えておりますが、光明は見えてきております。自転車の良いところは適切な距離を保ちつつ遊べるアウトドア・スポーツであること。周囲の状況と相談しつつではありますが、そう! 新しいジャージに身を包み、お出かけする自転車体験が必要なのです! (ババーン)
だいぶご無沙汰してしまったKett a Machine,のアパレル部活動ですが、久々のご案内がこちら「ギョニソジャージ2」となります。「え、ギョニソ?? なになに!?」というお話が出てしまいますよね。追ってご説明させていただきます。
これが何者かご存知の方は「例のやつの新作です」でご説明はおしまいです。どうですかこの躍動感! 海沿いを走ってみたくなりますよね!! (わくわく)
UPDATE! 2020-02-28 イラスト・デザインを担当されたアザミユウコ先生のコメントを掲載
UPDATE! 2020-02-26 ビブ布サンプルに関するTweetを掲載
UPDATE! 2020-02-17 布サンプルを掲載
UPDATE! 2020-02-12 おうちで簡単エスニック料理(むらさめ御殿出張所)の取り扱いを開始! (本ページ最下部に追記)
UPDATE! 2020-02-04 初出掲載
UPDATE! 2020-01-24 笛先生のコメントを追記
UPDATE! 2020-01-17 布サンプルに関する表記(第2回目)を本記事の最下部に追記
UPDATE! 2020-01-14 布サンプルに関する表記(第1回目)を本記事の最下部に追記
2019/12/02追記 ─ 初回予約限りの特典「新規描き下ろしイラスト缶バッジ」に関する情報を追加(本ページ下部参照)
2019/11/29追記 ─ ドド氏(@tkskmag)からのコメンタリーは本ページ下部参照
2019/11/28追記 ─ おから先生(@okara13)インタビュー&新規描き下ろしイラストは本ページ下部参照
「Do You Remember Me?」なーんてご挨拶が違和感ないくらい時間が過ぎ去ってしまったKett a Machine,のアパレル部活動ですが、この度久々の新作が登場です!! その名も「いえにかえりたい(Let's stay at HOME) サイクルジャージ」。
様々なデザインのサイクルジャージで賑わう昨今ではありますが、本サイクルジャージ制作のきっかけはとあるコミケで頒布されたTシャツでした。
今年は周囲も含めてブルベに対する熱量が高い一年のようです。年初からお友達たちが様々なBRMに参加しており、そうした熱心な動きに半ば絆されるように、ここしばらく300,400kmあたりのBRMに数度エントリーしては走ったり、苦しんだり、悶たり。コンビニグルメを行く先々のPCで楽しんだりしておりました。
そんな事を繰り返しているうちに、徐々に「そろそろまた600kmも狙えるようになるのではないか」なんて考えが頭をちらついて「いやー、SRなんてたまたま走れたらついてくるもんで」なんて格好つけた風味の事をのたまいつつも数年ぶりに意識しちゃったり。そんな2017年なのでした。
ここ数年一層の盛り上がりを見せる「シクロクロス」。不整地コースをガンガンと踏みしめ、順位を競い合う競技は年々一層の盛り上がりをみせています。一般にシクロクロスのハイシーズンは冬季ですが、近頃では季節を問わずイベントが開催されるようになってきました。
こうしたシクロクロスカルチャーの普及に多大な貢献をしているイベントの一つが「バイクロア」。都心近郊、荒川を走るサイクリストにとっては馴染みの深い秋ヶ瀬公園で開催されたのがはじまりで、その特徴はひとことで言えば「自由」。
難しいことは一切なし、とにかく「荒れ地を自転車で走る事に興味さえあれば」誰でも寄っといで。というオープンマインドで運営されているのがバイクロアの特徴です。
観戦しやすい場所だから「ちょっと観に行こうか」が成り立ちます。自由な雰囲気で走るライダーを見て「ちょっとやってみたいな」と思う。デビューしやすい競技クラス設定に「よし走ってみよう」→気が付けばシクロクロッサーに。
かく言うおいたんもそうでして、ええ、周囲の自転車友達の間でもこのパターンに嵌る方の多いこと……ふと気が付けば、CX大好きっ子が沢山増えてしまいました──「みんなバイクロアのせいだ」
ここ最近2、3週間に一度のペースで300km,400kmクラスのブルベに出ているせいか、少し心に余裕が出てきました。いつも宅内での事前準備は実はわりと嫁さんにアレコレ面倒見てもらったりいるのですが(お恥ずかしながら、どこの世間に嫁さんにGarmin Traning Centerでのウェイポイント(転換点)入力をお願いしているランドヌールがいるだろうか)するのですが、今回は「大丈夫、今回は一人で一式準備できるから」(キリッ)といった具合、「一人でできるもん」──おっと果たしてちゃんと事前準備は出来るのでしょうか。
自転車イベントの参加レポートを書くために本ブログを使っていたりするわけですが、その前に大事な言葉の定義を一つ。その言葉とは──「ヲタク」「ヲタ」。受け取られ方を間違えてしまうと今回のレポートがつまらないものになってしまうので、事前にちゃんと意図する背景をお伝えしておこうと思うわけです。
何を隠そうこの文をしたためている自ら(おいたん)も日常朝から晩までどっぷりとアニメ、ゲーム、キャラクターに囲まれた生活をしております。人気の国民的アイドルユニットの名前くらいは聞いたことはあるものの、どんな特徴のグループで、どんなアイドルがいてなどまるで分かっておらない生活をしております──これで大丈夫なのだろうか、ええ、全然平気ですとも。あ、声優さんとかキャストの皆さん、制作陣、クリエイター様の人物像というところには激しく興味がありますですよ!
そんな極端な暮らし方をしておりますので「月9のドラマがどう」(というよりも最近は月9の話なんてするのだろうか)と言われてもさっぱりです。そうでした「ヲタク」という言葉の定義について。これの「外側」にいらっしゃる方が「ヲタ」なんていい方をするとちょっと穿ったニュアンスを持つかもしれませんが、このような属性を持つおいたん自身が「ヲタ」という言葉を使う場合は「自らも含め」つつ、「極めて親愛的な表現」で使っていますよーという前置きなのでした。(もっと短くまとめなさいよ)。
今回お誘いを受けまして、AJ北海道が主催するFlecheに参加することが出来ました。Flecheは過去に一度、ブルベを初めて間もない頃にオダックス近畿が開催する京都がナイスプレスとなっているものに参加したことがあるのですが、あの頃はいろいろ心身技術経験足りないものが多過ぎて「なんとかギリギリ走りきった」といったものだったのですが、あれから数年。その後の我が身に蓄積された経験値はいかほどのものか、そのへんを試してみたくもあり「是非とも参加したいです!」とお誘いにほいほいと乗ってみたのでした。(お誘いいただいたアーツさん、チームメンバーの皆様、ありがとうございます。)
さて唐突に「Fleche」だの「AJ北海道」「オダックス近畿」「ナイスプレイス」といった用語が飛び出しておりますが、このブログを読まれる方の半数はこうした言葉を理解していると思いますのでそのへんの説明は割愛させていただきつつ「ちょっと意味がわからないよー」といった方で簡単ではありますが補足させていただきます。
Flecheはブルベと違って開催時期が決まっています。かつては決まっていなかったり、決まっていたり、いろいろ動きがあるそうですが、故事に習ったイベントだそうであり、最近ではこれに基づいてイースターの時期に行われるのだそうです。「イースター」と言われてもピンとこない方が多いと思いますが「春分の日から最初に満月を迎えて、次の日曜日」だそうです。ちなみに2017年のイースターは「4月16日」でした。
Flecheの開催時期は「だいたいイースターあたり」といった感じ、時期的には春の訪れを感じることが出来る良い季節。タイミングが良ければゴールデンウィークに合わせて走ることもできますので、なかなか良いタイミングの催しとも言えます。
毎年春と秋に開催されることが恒例になりつつある「キャラクターサイクルウェアミーティング」と題された自転車イベント「GSR CUP」に参加してきました。
こちらの「GSR CUP」が通常のサイクルレースイベントと何が違うかと申しますと「キャラクターに関する何かを身に纏う」ことが出走条件なのです。自転車も好きだけど、キャラクターも好き。そんな方が何故かしら多い自転車界隈、そんな紳士淑女な皆様の趣味の共通項が重なり合うなら楽しくなるのは必然。
「キャラクターに関する何かを身に纏う」なのですが、キャラがプリントされたサイクルジャージはもとより、Tシャツでもよいですし、いっそ深いキャラ愛への表現を示すべくまるっとコスプレしてもOK。
華やか色とりどりのキャラクターを身に着けたライダーが青空の下、サーキットをぐるぐる走って競い合い、ステージではアニソンDJの方がキュンキュンする楽曲を矢継ぎ早に繰り出し、そしてブースには自転車関連のアイテムがズラリ。BBQコーナーではお肉を焼く人々。そんな心温まる「キャラ好き自転車乗り」さんが一同に介するまるでファンミーティングあるかのようなイベント、それが“GSR CUP”(ババーン)。(謎)
先日のBRM326大洗・銚子300で今シーズンのスタートを切ったはよいものの道中で膝が崩壊。激痛をお薬で抑えつつ辛くもゴールと波乱含みのスタートを切ったおいたん的2017年のブルベシーズン。あっという間に次走BRM415奥久慈400が迫ってきたのでした。
「とにかく膝を使わないこと」と心に決め、自転車にまたがらず、階段の昇り降りもそろりそろりと過ごした3週間。お陰でだいぶ関節周りの違和感も消えて「イケるんじゃないか」と思い始めたのが出走4日ほど前。ベストでは無いコンディションで完走するための戦略を立てました。
「とにかく装備を軽くしよう、軽さは正義!!」──なお、ここには自身の軽量化は含まれておりません。だってご飯が美味しい季節。仕方がない。
ライト周りを一考。愛すべきキャットアイ製 VOLT1200は頼もしいヤツですが、いかんせん重い。これを外してVOLT400と300のコンビで向かうことに。100g前後は軽くなったかな?
お陰様でご好評いただいております「Reverie: 蛍光ベスト」、お客様のお手元にも到着されているようで着用時のお写真などいただいておりますのでちょっとご紹介など──
カッコイイですね〜! 写真左の方の着用サイズがS、右の方の着用サイズがMとなります。着用時のサイズ寸法などはこちらをご覧下さい。ピタッとした着用感を求める方もいらっしゃいますし、重ね着した際の余地を残して少しゆったり目をご希望の方もいらっしゃいますのでなかなか一概に難しい部分はありますが、それぞれ皆様のニーズを元にサイズチャートと合わせてご検討いただけますと幸いです。
荒川サイクリストの人気スポット「Cafe Via」さんにて展示中の一枚
ブルベに参加したり、ナイトライドを楽しむようになってくると、蛍光ベストが気になってきます。ベルクロでさっと留められる胸背部を覆うもの。しっかりとした布地で覆われたフルサイズのベストのもの。こうしたものを見たり、実際に使ってみたりしているうちに徐々に「これらとはちょっと違う、こういうものが欲しいな」という気持ちが芽生えてきたのでした。
オールシーズン着用可能(着用による温度差異を少なく)、着脱しやすい、着回しがよい、荷物の積載能力がある、そしてカワイイ(とても重要)。そんなコンセプトでイメージスケッチを始めたのは2015年初頭の頃でした。これを実際に形ある衣服としてまとめるにはなかなか難しい要件が重なっており、こうして皆様の前にお披露目できるようになるまで随分と時間がかかってしまいました。
オールシーズン着用可能で、着脱しやすい。という所については、オールメッシュのベストとして、前面をジッパーにすればいよいと思いました。ベスト形状にキッチリまとめることで着回しもよくなりそうです。ジッパーはグローブをしていても掴みやすい大きさ、強度のあるものを。折角なので上下開閉できるようにダブルジッパーで。
ブルベや夜間走行時に使う蛍光ベスト、どんなものをお使いですか? 腰上部分を覆うベルクロ止めするものですか? それとも全身を覆うタイプのものでしょうか。この度Kett a Machine,では新たな発想で取り組んだ蛍光ベストを作りましたのでこちらをご案内したいと思います。
コンセプトは普段使いにもイケて、着脱が容易、荷物が沢山背負える、そしてカワイイ(とても重要)こと。思いつくのは簡単ですが、それをフルスクラッチで実現するのにはなかなか難しいことが多く、こうして形にするまで1年ほどの時間を要しました。
さてさてこの蛍光ベストがどんな感じで作られ、仕上がっているのかをお話させていただけますと幸いです。
持ち運びしやすく、丈夫で荷物が運びやすいサコッシュが欲しい。背中ポケットにシュッと畳んでいれて、旅先でパッと広げて地元の名物をいろいろと買って帰りたい、そしてもちろんカワイイ絵柄のイラストが必要(とても重要) ── そんな思いつきで始めたサコッシュがついに完成しました!!
そんなサコッシュのために絵柄を描き下ろしていただいたのはイラストレーターの「まるよ」さん 。「妹」をテーマにどんなシーンを描写したら自転車のお出かけが楽しくなるか、それはもう、制作サイドも、まるよさんも熱を入れて検討し、そしてたどり着いたのがこちらの絵柄になります。
テーマは「自転車が大好きなお兄ちゃん」と「そんなお兄ちゃんが大好きな妹」。 妹のえりかちゃんは、颯爽と自転車で出かけるお兄ちゃんにこう言うのです。「おにいちゃん!! 今日も自転車でかけるの!?」でも、そんなえりかちゃんは自転車に打ち込むお兄ちゃんの事が大好きなのです。そして「今日も楽しいサイクリングだったぞー。ほら、えりか、お土産。(ぽん)」……きっと、自分のためにステキな何かを買ってきてくれるに違いないと思い描いています。
峠道を超えて辿り着いた、老舗の酒蔵で四合瓶のお酒を買い求めたり、道の駅の物産コーナーで見つけた大ぶりのカボチャだって余裕で入っちゃう大きめサイズのサコッシュ、実例を挙げますと自転車用ヘルメットを2つ入れてもまだまだ余裕な感じです。あ……えりかちゃんが日本酒とかカボチャを好きという感じでは、ないのかも? ……カボチャはあり!?(汗)
とある土曜日の朝、カーテンを開けると窓の向こうには一面の青空。
えりかは思いました。「この週末、お兄ちゃんと何をして遊ぼうかしら──」
ショッピングモールのシネコンで話題の映画を観て、お気に入りのブランドショップをいくつか回って、そしてジェラートを買ってもらうの。一口、二口くらいならお兄ちゃんに分けてもいいかな……
あぁ、こんなに空は澄み渡っているのに、ドウシテドウシテ
ドーナツサコッシュですが、お陰様で発売よりもうすぐ1年を迎えようとしておりますが変わらずご好評いただいております。「質感がよい」「キャラクター感のバランスが良く普段使いにもGOOD」などのお声を多くいいただいており、嬉しい限りです。
これもひとえに素敵にデザインを起こしていただいたアザミユウコ先生の手腕によるものなのですが、こちらのアザミ先生、最近は各所で本を出されたり、連載を持たれていたり八面六臂のご活躍ぶりです。「酩酊ガール(デンシバーズ)」や「みかはな週末とりっぷ(ComicWalker)」といったネット書籍媒体でも作品をお読みいただけますので気になる方は是非ともー。
さて、本題。このドーナツサコッシュなのですが、「これが欲しいと」と自ら作ったものですがら、それはもう大事に使っていたのですが、シルバーウィークの自転車旅の帰り道、あの「牛肉」の本場「松坂」で輪行支度の折にうっかりとチェーンラインにサコッシュを触れさせてしまい、汚れがついてしまいました。
そう、自転車好きな方ならば誰もが一度は悩みに入る沼。「衣類についたチェーン汚れをどうするか」。可愛いドーナツサコッシュを救うべく、いろいろと先人の知恵も多くでているこのテーマに取り組んでみることにしました。
改めてサコッシュの汚れを確認すると、結構な範囲にチェーン汚れをつけてしまっています。さて、これをいかにして落とすべきか。作戦は立案済みで各種アイテムも入手済み。今回取り組んだ方法について順を追ってご案内していきますね!
どんどんどーなつ! お陰様でご好評いただいております「ドーナツジャージ」ですが、皆様からのご要望にお応えして「カラーバリエーション」を追加させていただきます!!
ご要望の多かった下記サイズに対応するカラーバリエーションが追加されます。
・Sサイズ ─ チェレステグリーン
・Mサイズ ─ ピンク
・Lサイズ ─ ピンク
従来のサイズ別カラーバリエーションと合わせて全種並べますと下記の通りとなります。
・Sサイズ ー ピンク (従来品)
・Sサイズ ー チェレステグリーン (新規)
・Mサイズ ー ピンク (新規)
・Mサイズ ー チェレステグリーン (従来品)
・Lサイズ ー イエロー (従来品)
・Lサイズ ー ピンク (新規)
・XLサイズ ー イエロー (従来品)
なお、今回分は「受注生産」となっており、納期は7月末〜8月上旬(入ってすぐくらい?)を予定しております。
従来品の「Mサイズ(チェレステグリーン)」につきましても今回追加分を受付させていただきます。
ちょっと試しにアームカバーを作ってみました。3種類のデザイン。KETT A GIRLちゃん、ドーナツ柄、そして泥まみれの自転車。生地には抱きまくらカバーや水着に使われる「2WAYトリコット」。とても肌触りが良いのと、インク乗りが良いのでこのようなキャラクタープリントにとても向いています。3つめの「THE泥」な自転車柄は試しに実写(実車?)素材で出力してみましたが、結構いい感じです。
4月19日(日曜日) 秋葉原で開催される自転車&飲食オンリーイベント「やっちゃばフェス」への出展が決まりました! 当日はこれまで準備を進めてきました作品を展示、販売させていただきたいと思います! サコッシュ、ジャージ、バンダナ……そして今回初出しの「サイクルキャップ」もありますよー!!
写真のデザイン細部は試作中のものにつき若干異なります
ご無沙汰しております。長い長い冬が過ぎ、ようやく春がやってきました! シーズン到来に備えまして冬の間に準備しておりました新商品のお知らせなどさせていただきたいと思います!
第二回目からの続きです。「ドーナツが買いに行きたくなるようなサコッシュ像」について考えてきた結果、だいぶイメージが固まってきましたので、いよいよ仕様として決めていく課程となりました。「薄手の生地」でもなく「鞄状」でもなく「サコッシュとして使いやすく」かつ「日常のシーンにも違和感無いもの」。布地感がしっかりとある、ニュートラルかつファニーなユーティリティ。これを実際に目に見える形の情報として落としこんでいきます。さてさてどのような形になるのでしょうか!?
「こんな感じが良さそうかな?」と思い浮かんだ要素を箇条書きで書き出していきます。
仕様概要
・ドーナツ柄のサコッシュ
・自然素材の生地を用いた使い勝手の良いもの
・自転車シーンにも、普段使いにも
・表面:白地もしくは無漂白の生地(白に近いもの)にスミ一色刷り
・裏面:黒地もしくは黒にちかい生地でホワイト一色刷り
・サコッシュ内部:ドーナツ収納用ポケット(生地は裏面と同じ。裏面側に縫い付け)
寸法等
・本体サイズ = W37cm×H27.5cm
・肩紐 = 長さ 100cm / 幅3cm
生地
・生地(候補1):コットン 4オンスシーチング(コットン100%,薄手平織り)
・生地(候補2):コットン 6オンスツイル(コットン100%,薄手平織り)
・生地(候補3):キャンバス 12オンス(コットン100%)
仕様としてのポイントは表と裏で生地色が異なるところになります。コストを考えると1種類の生地で制作した方がもちろん安いのですがアザミユウコさんのデザインコンセプトは表面が白地、裏地が黒地というもの。これを活かすには生地色そのものを白ベースのもの、黒ベースのもの2種類用意するのがよさそうです。
寸法は「普段使い」「自転車シーン」両方での便利さを求めた結果の数値として落とし込みました。肩紐100cmは女性には少し長いかもしれませんが、ゆったりと腰のあたりまで下がった使い勝手を求めるにはこのくらいあった方が良さそうです。長すぎる文には結んでいただけるので「短くて不便」という要素を避けるようにしました。肩紐の幅が狭すぎるとこれまた使い勝手が悪いのでゆったりと3cmの幅を設けることにしました。
生地はコットン、キャンバスの風合いを活かしたものが理想に近いと思い、上に挙げたような候補を考えました。このような生地となると「実際どのくらいの厚みと、織りのものを選ぶか」という部分が悩ましいです。薄すぎては質感が伴わず、厚すぎるとぼてっと重くなってしまいユーティリティとしての便利さを損ないます。「ちょうど良い加減」の生地選びがなんとも悩ましいです。
とはいえだいぶ「仕様っぽい」イメージが固まってきました。実際に作るとなるともう少し考える要素がありそうです。そのあたりについてはまた次回ご紹介させていただきますねっ。
第一回目からの続きです。ドーナツを買いに行くためのサコッシュ。どのようなものが良いのでしょうか? 例えば本場のレースシーンで使われる薄手のものか。スポーツシーンと共にあるバッグとしての可能性を考えると高機能素材のものが良さそうに思えます。描かれたイメージ画を前に「どんなのがいいですかねー」「いいかなぁ」──イラストレーターのアザミユウコさんと一緒に「理想とするサコッシュの姿」を思い浮かべるのでした。
「サコッシュ(Sacoche)」という言葉の意味をフランス語辞書で引くと「かばん」「袋」とあります。自転車シーンにおける「サコッシュ」とはレース中における補給食が詰まった布製の肩掛け袋です。最近では「ミュゼット(Musette)」と呼ばれるかばんもありますが、国内での「サコッシュ」「ミュゼット」という言葉の使い分けの基準はより布地袋的なものが前者であり、それよりもしっかりとした鞄状のものが後者であるようです。
それでは、ドーナツを買いに行くためのサコッシュとはどのようなものが良いのでしょうか。辿り着いた答え「自転車シーンにも使えて」「普段使いにもいける」ものであって欲しいというものでした。「あ、ドーナツ食べたいな……」と思い浮かぶのは自転車に乗っている限りでは無いですし、折角のカワイイ絵柄のサコッシュ、普段からお供にしておきたいですよね!
そして可能であれば「ドーナツを運ぶための何か専用機能があるといいな」ということでした。「ドーナツの大きさにジャストフィットする内ポケットはどうでしょう?」「いいですね!」「どうせなら2つ分サイズで!!」「1つ分じゃお腹が空いちゃうかもですよね(笑)」
よって、求めるものとしては「薄手の生地」でもなく「鞄状」でもなく「サコッシュとして使いやすく」かつ「日常のシーンにも違和感無いもの」ではないのか。という結論に辿りついたのでした。布地感がしっかりとある、ニュートラルかつファニーなユーティリティ。具体像が定まってきました。
「目標とするレースイベントに向けて脚力を鍛えたい」「電車から見えた山並みの向こう側に見える景色を見てみたい」自転車に乗る人、それぞれの理由、目的があったりしますよね。そんな様々なシチュエーションがある中でも組合せとしてよくあるのが「せっかく自転車で走ったのだから美味しい何かを食べたい」というのがあったりします。
自転車を走らせる原動力は搭乗者の漕ぐ力。推進力となるペダルパワーの源泉たるガソリンは「食べ物」です。頑張って辿り着いた先で「旨いものを!!」となるのは至極当然。パンが食べたいですか? ジェラートが食べたいですか? ──それともドーナツ!?
都心から100km程走った先の田舎の街並み。さぁお昼は何を食べにいこうかな?