2019/12/02追記 ─ 初回予約限りの特典「新規描き下ろしイラスト缶バッジ」に関する情報を追加(本ページ下部参照)
2019/11/29追記 ─ ドド氏(@tkskmag)からのコメンタリーは本ページ下部参照
2019/11/28追記 ─ おから先生(@okara13)インタビュー&新規描き下ろしイラストは本ページ下部参照
お陰様で11/2に行われた「やっちゃばフェス」への出店(委託)もご盛況いただきまして、楽しかった余韻がまだ残る今日このごろ、すっかり冬の足音が聞こえてきておりますが、皆様いかがお過ごしですか!?
今回はお友達の自転車サークル「Aspergillus Racing Products (ARP)」より「Cowgirlサイクルジャージ」のご案内です。こちら正しくはかつて頒布していたアイテムでして「復刻版」という扱いになります。
「おやおや冬も間近なのに半袖ジャージですか?」なんて声が聞こえてきそうですが、昨今のインナーウェアの発達ぶりといったら素晴らしいものがありまして、高機能長袖インナーとアームカバーがあればお気に入りの半袖ジャージをビシッと纏い、アウターに冬用シェルなんかでライドされる方が結構多いようです。
確かに長袖ジャージの選択肢はさほど多くないですし、活用期間も限られており上手に着こなしするのもアリ──もしくは、「来シーズンに向けてピン!ときた半袖ジャージを手に入れておくのがストーブシーズンの醍醐味」なんて言っちゃったりして(えへへ) ……セールストークはこのへんにしておきます。
さて今回の「Aspergillus Racing Products (ARP)」についてですが、中の人がロードバイクを始めたばかりで右も左も分からない頃にとても親切にしてくれた方々でして、それ以来のお付き合いになります。
まだクリートの取り外しもおぼつかないベイブな私にそれはもういろいろと教えていただき、いまだ頭があがらない……超お世話になっており超絶多謝、英樹感激。正確には「タコ助野郎」というサークルがありまして、こちらのウェア部門が「Aspergillus Racing Products (ARP)」となります。
そんなARPですが、海外の自転車カルチャーへのアンテナが鋭いメンバーで構成されています。シクロクロスやグラベルブームがぶわーっと界隈に広がる結構前からそうしたスタイルを取り入れたり、競技に参加されていたり。
そういえば、初めてお会いしたのも八王子で開催されていた東京シクロクロス(お台場の方ではない)の会場でした。「よくきたねー」と歓待を受け、不整地の河原を猛スピードで走る自転車に驚いたものでした。
さてここから先お読みになる方に18歳未満の方がいらっしゃったらこのままそっとブラウザーを閉じてください。
(謎の改行)
(謎の改行)
(謎の改行)
いいですね? ブラウザーを閉じましたね!? (慎重な確認)
──さて、ここから先の文を読まれている方は「成人の方だけ」という前提で話を続けますが、このARPのメンバーに「おから先生」(@okara13)という方がいらっしゃいます。
現在成年コミック誌の「快楽天」などで活躍されており、個人サークルの「Aspergillus」ではこんな感じのウスイホンなど手がけてらっしゃいます。
【#C96 告知】
— おから@2nd単行本『ねこかぶり』発売中! (@okara13) August 11, 2019
配置は4日目 西-L34bです。
美琴さんと上条くんのいつもな感じ?な本です。
書店委託もあります
とらのあな様https://t.co/7lCUmFT0gL
メロンブックス様https://t.co/V4H4j3yHyt
書店委託は予約受付中です。入稿が遅かった影響で店頭販売は1、2日ずれ込むかもしれません…(ヽ´ω`) pic.twitter.com/pT6mfvZbIE
今回の「Cowgirl サイクルジャージ」はこの"おから先生の描き下ろし"なのですよ〜!
こちらは背面のデザインとなります。デザイン全体を手がけているのは「ドド氏(@tkskmag)」。細部まで行き届いた意匠がおから先生のキュートなイラストと相まって独特なエッジ感を醸し出しています。
全体図はこのような形となっており、製造はサンボルトとなります。これまでARP本体から頒布されていたものとは製造元が異なりますので、色味、着用感なども異なると思いますが、こちら監修済みのものとなっておりますので「バージョン違い」のアイテムとしてお楽しみいただけると嬉しいですー。
【5/31発売🗓】
— ワニマガジン社 (@wanimagazine) May 23, 2019
おから(@okara13)最新刊
『ねこかぶり』の予約を開始しました。
立ち読み📖はコチラhttps://t.co/sEefF0QpNH pic.twitter.com/UFl5bazOu5
布サンプルが到着しましたので見ていきましょうー。変わらずハイクオリティな再現性でピシッとプリントされています。既発品をお持ちの方にフォローさせていただきますと、既発品は差し色の部分が蛍光色ですが、今回はベース色をそのまま再現した格好となっています。色はとてもキレイに出ていますYO。イイデスネ イイデスネ
サイズチャートはこちらをご参考としてください。今回はサイズXS,S,M,L,XLでの受注となっております。
追記 - 2019/12/02
初回ご予約限りの特典としておから先生の新規描き下ろしイラストを用いた缶バッジ(76mmを予定)をお付けします!
【特典追加】好評ご予約中!「Cowgirl サイクルジャージ by Aspergillus Racing Products (ARP) 」、おから先生 @okara13 のご好意により「新規描き下ろしイラスト缶バッジ(76mmを予定)」をオマケでお付けします! この機会を是非お見逃しなくー! ご予約は「12/4」まで~ https://t.co/P5KNTO7bOA pic.twitter.com/eQy31y5BG6
— Kett a Machine, (@kett_a_machine) December 2, 2019
追記 - 2019/11/28
おから先生(@okara13)からのコメント&描き下ろしイラストを頂戴しました!!
1.キャラクターを描くにあたって拘った点
ジャージ全体のデザインを担当したM氏の要望として「牧場で開催されるシクロクロスの大会でお披露目する為」という事と、応援アイテムとしてのカウベル等からの発想で「カウガールで」との指定がありました。
また、当時見かけるようになっていた、ただキャラを配置しましたというサイクルジャージにならないように「配置場所を活かせるデザイン」を心がけました。
2.通常のイラストとサイクルジャージとのテイストの違いについて配慮したところ
普段乗る時にも着用できるモノというのを考慮しつつ、自分の絵柄を活かしエロくなりすぎないように? 「チョイエロでカッコイイ」を意識して描きました。
3.趣味のアウトドア料理は?
よく作っているのはスペアリブとかアヒージョですね。そして最近は手作りピザを追求しています♪
描き下ろしイラスト ── © 2019 おから
追記 - 2019/11/29
コンセプトワーク・デザインを手がけた「ドド氏(@tkskmag)」。からコメントを頂戴しました!!
†コンセプト
はじめに、僕がサイクリングキット(デザインを合わせたジャージとビブのセットの呼び方)を作ろうとして思ったのは、2009年暮れにサンフランシスコのピストクルー「MASH SF」の「Tour of California」のビデオを見たのがきっかけでした。
9日間で750milesの距離を走るシリアスなレースにNo BrakeのTrack BikeでMASHのメンバーたちが参加するビデオです。お揃いのサイクリングキットを着て、Track Bike特有のハイケイデンスでアメリカの荒野をかっこいい音楽をバックに走る映像は衝撃的でした。
それまでも、僕自身はロードバイクのクラブチームに所属していてロードレースやシクロクロスにオリジナルのチームジャージを着て出ていたのですが、その頃のチームジャージというとプロツアーのサイクリングジャージを意識したカラフルで色々なスポンサーロゴをあしらったものが主流だったので、モノトーンで自分たちのマークを中心に持ってきたMASHのジャージはものすごく新鮮に目に写りました。
さて、今回のCowgirl Kitは2011年に作ったものですが、これは第二回の野辺山シクロクロスに合わせて作られたものです。野辺山の広大な牧場で開催されるシクロクロスという事で、まず最初にカウガールのキャラクターを思いついたのです。
僕が00年代後半で感じることが出来た、自転車のアナーキズムやメッセンジャーたちがバイクにステッカーをアブストラクトに貼るイメージ、自転車を始める前に好きだったフリースタイルモトクロス系のカラーだけではなく、グラフィックも派手なウェアのイメージをサイクリングキットに落とし込むデザインにしました。
†デザインワークの際に意識したこと
当時も既にキャラクターもののジャージは商業で流通し始めていた時期でした。ジャンプ漫画のキャラクターをあしらったもの、そに子ちゃんの絵柄が描かれたものなどが出ていました。
その中で、他との差別化をするために、キャラクターのイラストだけが目立つデザインではなく、キャラクターのイラストをデザインの一要素として組み立てました。
要素としてはシクロクロスのイメージである、泥はねや痛んだチェーン、牧場のコースにあるであろう有刺鉄線などをアブストラクトな感じに盛り込んで、着て走った時にどんな速度でも写真に写った時にスピード感が出るように千鳥格子のパターンを色々試行錯誤して配置しました。
†デザイン全体を通してお気に入りのところ
キャラクターのイラストはある程度注文をしたのですが、最終的にはイラストレーターのおからにお任せしましたが、思っていたイラストに仕上がり、デザインとの融和がとても良かったと思っています。
†どんな場所でこのジャージを着て走りたいか
近年、ロード系、MTB系ともに自転車のレクリエーションは多様化し、これが流行りというのはなくなり自分自身の好きな乗り方を楽しむ方が増えたと思っています。
僕自身もロード系からMTBやグラベル系にライドの主軸をここ5年くらいシフトさせています。
ただ、サイクリングキットを着て自転車が一番カッコよく「映え」るシーンというとやはりシクロクロスでもロードレースでもクロスカントリーでも、シンプルに勝つための装備だけをして全力で走るレースが一番かっこいいと思っています。是非、このジャージを来て色々なレースに出て欲しいと思っています。
以上、新作「Cowgirl サイクルジャージ by Aspergillus Racing Products (ARP)」をご紹介させていただきました。
よかったら上の「購入する」ボタンから購入サイト(BOOTH)へ移動、ご検討いただけますとー!!
キュートかつエッジの効いたデザインが光るこの一着、是非とも宜しくお願いします〜 ではでは!